五月病とお口の中の関係
BLOG 歯周病食事と健康ケア方法
こんにちは、歯科衛生士の湯浅です。 新生活がスタートしたと思ったらもう5月半ばですね。
多くの方が新しい環境に慣れてきた頃ではないでしょうか。
5月といえばGWの楽しさがある一方、無気力や食欲不振、不眠などの体の不調を訴える方が多い季節で、いわゆる「5月病」の季節でもあります。
実は、この時期は歯周病になる方が多くなる季節ともいわれています。
食欲不振や倦怠感を感じている時期は、体の抵抗力も落ちています。また、体調が悪いときは唾液の分泌が少なくなるため、歯の再石灰化や洗浄作用といった機能が低下してしまいます。
歯周病は細菌感染によって引き起こされる病気ですので、このように体が弱っている時期に感染も進みやすくなっているのです。
では、5月病の影響を受けないお口の環境をつくるポイントをご紹介します。
★よく噛んで食べる習慣をつける
ゆっくりとよく噛んで食べると唾液の分泌を促し、お口の中の汚れを洗い流してくれます。忙しい時でも食事の時間は確保し、よく嚙んで食べてましょう。
★自律神経を整える
「疲れが取れない」「イライラする」「あまり眠れない」といった不調を感じたら、自律神経が乱れているサインの可能性があります。
体を温めて新陳代謝を上げ、副交感神が優位になる時間を作るように心がけましょう。
お口の中のことで不安なことを感じたら、いつでもお声がけください。
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