知覚過敏症
BLOG 治療知覚過敏ケア方法
こんにちは。歯科衛生士の谷村です。
最近毎日とても寒いですね。
冬は水も風も冷たいため、知覚過敏の患者さんが増えます。
そこで今日は知覚過敏についてお話しします。
知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みです。
《原因》
歯の内側にあるやわらかい「象牙質」が露出してしまうことで発生します。
象牙質に刺激が加わると歯の内部の神経に伝わり、瞬間的に鋭い痛みを感じます。
・エナメル質の摩耗
歯ぎしり、食いしばりや頻繁に歯を磨きすぎ るなど
・歯ぐきの後退
歯周病または歯を力強く磨きすぎるなど
・ホワイトニングの薬剤による刺激
《治療》
・露出した象牙質を薬剤でコーティング
・露出した象牙質を樹脂で被覆する
・歯ぎしり予防のマウスピース作製
・しみる症状が強い場合は神経を取る処置
《毎日の自宅でのケア方法》
・毎日歯ブラシ、歯間ブラシを使用し清潔に保つ(歯周病予防)
・歯を頻繁に、強く磨きすぎない
・柔らかい歯ブラシを使用する
・知覚過敏症状を防ぐ歯磨き粉を使用する(シュミテクトなど)
歯がしみる症状がある場合は一度歯科医院で診てもらいましょう!
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