口臭について

皆さん、こんにちは。歯科衛生士の湯浅です。
6月に入り、日ごとにジメジメとした梅雨特有の暑さを感じるようになりましたね。
季節の変わり目で体調を崩しやすいので、くれぐれもご自愛ください。

さて、今回は『口臭』についてお話します。
当院にも「口臭が気になる」と来院される方が多くいらっしゃいます。
口臭の原因は歯科に関するものが少なくありません。

口臭には、朝起きた時に口がにおうなど、誰にもある一時的な口臭である「生理的口臭」と、歯周病や耳鼻咽喉科の病気、糖尿病など全身疾患により持続的に発せられる「病的口臭」があります。
このうちの病的口臭が、いわゆる不快な口臭と客観的に認識されやすく、自身で気づけないやっかいなもので、原因を除去しない限り存在し続けます。
さらに、原因の8割はお口の中の気体に由来するのです。

お口の中のにおいの原因になるものには、溜まったプラーク、穴の開いた虫歯、歯周病、舌苔(舌の表面についた汚れ)、汚れた入れ歯、つけっぱなしの仮歯などがあります。

口臭を効果的に治療・予防していくためには、歯科受診が大切です。
虫歯、歯周病などの治療やクリーニング、ご自身にあったセルフケアのポイントをお伝えしていくことで口臭対策となります。
口臭でお悩みの方は一度、歯科医院の受診をおすすめいたします！

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