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皆さんこんにちは!歯科衛生士の一之瀬です。
前回に引き続き北欧研修についてお話しさせて頂きます。
いよいよ研修1日目、メトロポリア大学で以下内容の講義を受講しました。
①「フィンランドの歯科衛生士教育と歯科事情」
②「フィンランド生まれのエルゴフィンガーの役割、施術中の姿勢」
③「ネウボラーフィンランドの育児環境、国の体制」
それでは歯科衛生士のUlla Marjosolaさんからフィンランドでの初講義、「フィンランドの歯科衛生士教育と歯科事情」の内容についてお伝えします。
フィンランドの人口 540万人
歯科衛生士 2200人
国内には4つの歯科衛生士教育機関がある中、今回私達が受講したメトロポリア大学は国内最大規模の大学だそうです。
教育理念としてRDI(reserch development and inovation)でヨーロッパにおいて生涯的な学び、社会に影響を与える、文化、数値化(デジタル化)の4つを教育の要としているそうです。
現在、フィンランドではDMF(虫歯や治療をした歯)の本数は減ってきているが歯周治療(歯槽のうろうの治療)が必要な方が増加傾向にあるそうです。その為、国全体として予防の必要性を重要視しているとのことでした。
また人口の約45%が電動歯ブラシを使用しているそうです。小児や成人にかかわらず開業医や大学病院では電動歯ブラシをお勧めしているそうです。
もちろん電動歯ブラシだけではなく補助用品として歯間ブラシやフロスも使って歯磨きしてもらえるようお話ししているそうです。
フィンランドに比べ日本での電動歯ブラシの普及はまだまだだなぁ~と感じましたが最近では当院でも新たにフィリップスの「ソニッケア」という電動歯ブラシを導入しています。
私は自宅でも1~2回/週はソニッケアを使っています。
手磨きとは違った磨き心地で歯がつるつるになって気持ちが良いです。ご興味のある方はぜひスタッフまでお声がけください。
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