歯肉炎と歯周病
BLOG 歯周病予防歯科
こんにちは。歯科衛生士の佐久間です。
じめじめとした梅雨も明け、気温の高い日も多くなりました。
暑さ対策をして夏を乗り切りましょう。
今回は歯周病についてお話させていただきます。
歯周病とは、歯を支える歯周組織が病的に破壊された疾患のことです。
歯周病には、歯肉炎と歯周病があります。
歯肉炎は、歯肉に限局した炎症で、腫れや発赤・出血などの症状がみられることがあります。
原因は磨き残しによって生じるプラークという細菌の塊であることが多いです。
セルフケア(プラークコントロール)が不良の場合は増悪し、良好の場合は改善します。
歯周炎は、炎症が歯肉だけではなく、歯を支えている歯槽骨などの周辺組織まで広がっている状態を指します。
炎症が進行すると、組織が破壊され、歯周ポケットにプラークや歯石が沈着し、歯の揺れや口臭・排膿がみられることがあります。
普段の歯磨きの際、歯肉の腫れが気になる場合や、歯肉から出血することがある方は、歯周病による炎症の可能性がありますので一度検診を受けてみましょう。
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